ホテルのランドリーサービス

ランドリーサービス

一般的に言うクリーニングですね、コインランドリーを設けてるホテルも多いですがここではホテルのランドリーサービスを解説します。

ランドリーサービスには水洗い、ドライクリーニング、プレスサービスの3種類あり、希望の返却時間により更にサービスが異なります。
ホテルによって営業時間や値段がかなり異なりますが、通常は朝出して夕方当仕上げの通常サービス、数時間で仕上げてくれるエクスプレスサービス、夜に預かり翌朝までに仕上げてくれるオーバーナイトサービスなどがあります。

回収時の注意点

お客さんの希望返却時間を目処に案内し、依頼を承りましょう。
回収時、名前や部屋番号と返却時間の記載を再確認し扱い商品の検品をします。
検品とはお客さんが記入したオーダー用紙の内容と実際にあるアイテム（品）が合っているかの確認作業の事です。
大量にある場合は広げずにカゴ等に移してから検品を行う。

検品時の注意点

検品のチェック項目は以下です。

• 申告している点数と検品時の点数が合っているか。
• ダメージ（破損）や染み、ボタン外れ等がないか。
• どのアイテムがプレス、ドライ、ランドリーか誰が見ても分かるようにする。
• 服の特徴を記載。
• 伝票の担当者、合計点数、時間、部屋番号を記載する。
• 英語で書かれている場合には日本語訳を添える。
• お客さんの名前には必ずMr.Ms.Dr.や様などの称号を記載する。

その他の注意点

もしダメージやシミなどが確認されたら写真を撮り、アイテムがビンテージ、高級なブランド品や限定品等の場合は可能な限り連絡をとる。
メンディング（修繕）サービスやシミ抜きはホテルのランドリー技術によるかある程度は出来る筈なので普段から確認しましょう。

トラブル回避のためにできる事

・消費者庁のWebページに洗濯表示に関するガイドラインがあるので必要な知識を予め学ぶ。
新しい洗濯表示
・記憶の認識の違いを防ぐために回収時と返却時の写真を記録として残す。
など出来ます。

またそもそも営業時間や返却可能時間をホテル内で共有しお客さんからの依頼時に案内をしているとは思いますが、
それでもお客さんによっては急に返却して、とかやっぱりお急ぎのサービスは利用していないなど言った言わないの水掛け論が発生する事がよくあります。

出来れば余裕のある営業時間案内と、回収から返却可能までの処理時間の短縮する事でもしもの時にすぐ対応できます。
一般のクリーニング屋さんではないホテルで扱うランドリーサービスなので、柔軟に対応できる体制を取っておく事でリピーターのお客さんに安心感を提供しましょう。

まとめ

もし普段落ちなかったシミがホテルランドリーサービスで落ちたらお客さんにとっても感動ものです！
便利なホテルのランドリーサービスも快適な宿泊の一部ですので良いサービスを提供出来る様に心がけたいですね。