ホテル内の遺失物と拾得物 お客さんの「失くしちゃった!」にどう対応するか

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lost&foundHandling complaints
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ホテル内の遺失物と拾得物

失くし物と落とし物。英語で言うとLost and Found

これも各ホテルでのルールに沿って対応が必要となります。
L&F遺失拾得物はなるべく一箇所で管理する事が好ましいので、ここでは一箇所ハウスキーピングが管理する例で解説します。

拾得物

お客さんに”これ落ちてたんですけど”と落とし物の申告があった時、若しくは出発後の清掃時に発見した時、申告用の書類に日時、拾得物、特徴、拾得場所、発見者、取り扱った部署と名前などを記入して管理者に提出しますが、貴重品類や明らかに返却に急を要する物品類は予め連絡して問い合わせに備えます。

例えばパスポートなんかは明らかに必要だしすぐにでも連絡して知らせるべきですね。

遺失物

逆に失くしました!落としちゃいました。と問い合わせが来た時も申告用書類に記入すべき内容を聞くとわかりやすいですね。

遺失物、特徴、ホテル内利用場所、日付けなどを伺い登録。
後日該当品が見つかり次第連絡するように告げます。

該当品が見つかったら

もし問い合わせ時や該当が見つかって後日連絡する際はいつどの様に渡すかを伺いますが、
貴重品類の場合は本人確認の意味も含めて、予め引き渡し時に身分証のコピーを頂く様に伝え、

当日サインと一緒にもらいましょう。

遺失拾得物の前提定義の必要性

遺失物拾得物を扱う前提の定義が大切です。

  • 場所の定義
  • 物品の処理の定義
  • 引き渡しのルール

場所の定義

なぜかと言うとホテル敷地の中か外で、ホテル内の遺失拾得物として扱う必要があるなしが決まるからです。
敷地外であれば最寄りの警察署が管轄ですし、一歩でも隣の敷地であれば隣の敷地の所有者の管轄です。

物品の処理の定義

更に拾得物の種類によりその後の扱いが異なります。これは冒頭述べた様に各ホテルでのルールに沿って対応が必要となります。

例えば食料品などは衛生上のリスクが発生するので時間制限等を設け破棄する方が望ましいでしょう。その他、貴重品である場合、それが現金、カード、貴金属、財布、携帯などなど、ここの扱い方法を定めてしっかり共通認識を図った方が良いでしょう。

パスポート

一つ緊急性の高いものとしてはパスポートの扱いです。
チェックアウトした部屋のセーフティボックスから収集された場合、
本人は気づかずに空港に向かってる可能性が非常に高いのでこの場合はいち早く連絡をしましょう。

発送

基本はお客さんが負担する着払い発送を了承頂き発送します。

宅急便関係の手順はこちらをご参照ください。

ホテルスタッフが扱う宅急便依頼の受け方

もし割れ物であれば扱いに注意しましょう。

Fragileフラジャイル 割れ物の扱い

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